土石流は中国語でいうと「泥石流」(ni2 shi2 liu2)です。
最近、熱海の土石流ニュースを見て、残酷な画像を見て、心からの響きは忘れられないほどですね。私の経験したのは16歳の時、洪水でした。屋上まで冠水された住宅、川に浮かんでいた家畜の死体などが今でも目の前に現れます。その時、洪水の発生は中国政府のブラックボックスだそうです。長白山ダムが降水量の影響で排水しないといけない状態となり、我々住んでいた地域を秘密に排水地域と指定され、住民たちが何も知らずに指示どおりに避難しました。避難先や、避難時の飲食物などを一切わかりませんでした。うちの場合、父親が私を含み四人の子供と母親を親戚の家に預けてもらい、一人自宅に冠水されるまでに待機していました。おかげで、家族みんな無事でしたが、全国から援助物資がどんどん到着したことに従って、みんな、多少安心できました。半年を経て、再建築できましたが、自営業の両親は壊された機械や住宅をみて、まるで十数年老いていました。政府からの支援金をもらい、新しい住宅ができまして、安定な生活に戻りましたが、その時の自然災害の残酷さも今でも覚えています。
日本は山の国と言っても過言でもありませんが、火山や地震なども多発している国でもあり、みんな海辺や山の麓に住んでいても恐怖感がないほど、常態となっていますね。自然の崩壊力を常に認識しないと災害に遭うとに、下敷きになるしかありません。昔から「転ばぬ先の杖」という言い方もあり(中国語では「未雨绸缪」(wei4 yu3 chou2 mou2)です。)住宅地域に土石流が流れられ、住宅はもちろん、住民や自動車やあらゆる資産、生命を奪われ、飲み込まれたものは戻れません。これは本当に大雨のせいでしょうか。世の中に一番賢い人類として、何も反省しなくてもいいのでしょうか。なくられた方々をみて、心痛いだけでいいのでしょうか。
君子危うきに近寄らず(「「君子不立危墙之下」(jun1 zi bu2 li4 wei1 qiang2 zhi1 xia4))とはいえ、いくら便利でも、いくら安くても、命が一番ですね。政府の担当者らの責任はもちろん、住民として我々も深刻に考えなければなりません。
なくなった方々が天國に幸せを!心から冥福をお祈りいたします。